コーヒーブレイク 座右の名盤２

Live 93

アンビエントハウスで当時チャート1位まで上り詰めた the orbの
ライブ盤。この当時のorbサウンドが好きな人がほとんどだと思いますが、
ベスト盤的でもあり、ほどよいライブアレンジ、そして曲順がなにしろいいですね。
私はリアルタイムの世代ではないのですが、99年頃この辺のサウンドに出会い、
今の今までずっと　この手のものは常にフェイバリットです。
近年のエレクトロニカに代表される、グリッチノイズやサウンドスケープの
漂う感じのものに比べて、同じメロディや明確なリズムがないポップスとは違う　
ジャンルにおいて　the orbのものは　より土着感や当時のシーンの熱気がパックされているかのような、初期衝動だけが持つ脈動があるような気がします。
エレクトロニカや近年の癒しのような音楽と比べてしまうのは非常に乱暴ですが
またこういった音楽の作るアーティストが　シーンを賑わせるようになるのか、
大御所不在感がある近年のクラブシーンでは　懐かしいと同時に、切望感もありますね。


ちょっと気恥ずかしいところもあるのですが、windhom collection BOXを
つい最近入手しましたーーーー。本の仕入れのついでによった古本屋さんに
おいてありました。ラッキー。　まぁ、こんな軽いのもすきです。雑食。