ゲームに関するあらゆる新旧同人誌/各種資料買い取り致します。

テン年代と言う言葉がありますが、インターネット普及という言葉が最早死語と言うか、そもそも生まれた時からネットが当たり前、何ていう世代が今では趣味の昇華の一つとして同人等の創作活動をネットのインフラに載せて発表--何て事は日常茶飯事。
私の様な、ネットの無い時代から、今の様な状況まで体験してきた妙齢30歳以上の方々は、何となくもどかしいような、何となく応援してあげたい様な気持ちで現在の状況を静観しているという方も多いかと思います。

このテン年代以前は、インターネットと言えば、誰でもやろうと思えば情報を発信し、そのネットの推進力に載せれば既存メディアにも匹敵するかの様な爆発力がありました。かつて、インフォシークがあった頃、ホームページ文化は真っ盛り、我が子の写真から、愛犬自慢、旅行記からオカルト研究、異国のグラビア写真迄様々なものがありました。
今でも基本姿勢は変わりませんが、コンテンツのあり方が大きく異なるようになりました。
2010年以降急速に浸透し、いわゆる「マニア層」以外、かつパソコン以外のプラットホームから急激に増えたそれは、SNS文化と言われ、twitterFacebook、line等が一気に台頭します。それらはサイトからブログへと進んだwebコンテンツ文化を一気に飲み込み、「ゆるい繋がり」によって、マイノリティだと思っていた個人が、マイノリティではなく繋がれるんだ。マイノリティでも何でも無いんだ。と言う妙な錯覚を生み出しながらも、wiki/google/youtube/SNSと言ったインフラに支えられ、ネットリソースを埋め尽くします。

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コンピュータ、ビデオゲーム黎明期から黄金時代であった1990年代迄、熱心なマニア、プレイヤーが作り上げてきた同人というサークル文化は、今のようなネットインフラが無かった時代では大きな役割を担っていました。

それは、独特の熱気と、その文化が持つ、DIY精神が作り手であるメーカーと鬩ぎ合い、素晴らしい程の熱心さとシンクロ・・それは作り手も、ユーザーにとても近かった-- そして、ゲームというメインメディアをのそれとも対等と成りうる楽しさ(メディア)を生み出していました。

しかし、私がここで思うのは、そのDIY精神や流通形態が変わろうとも、その魂は失われていないという事。
創作意欲やそれをコンテンツとして存続させるには、大変小さく、また継続的な努力の結晶だと思います、しかし、SNS/blogというツールが大きく浸透してきた時、その小さな積み重ねの欲求や意欲がうまく分散し、そして消化されている様にも思えました。
ですが、やはりその何かを創りあげたい、伝えたいという気持ちは変わらず、今でも変わらずその魂は継承されています。それはネット上のあらゆる箇所で見る事が出来ます。あの1980年代の終わりに、自分の好きなゲーム研究を誰かに伝えるためにコピーをした日、ハイスコアを巡りサークル同士競争に明け暮れた日。場所やツールが違っていても決して損なわれない、好きな物への思いとそれを人に伝えたい気持ち。

我々BEEPでは、この同人文化やその研究資料となるあらゆるグッズ(ポスターやカタログ、資料)等も大歓迎で買い取りしております。

(写真は弊社のあらゆるコンピュータ・ゲーム雑誌・資料が補完されている棚です)

例えば、ゲームフリーク、VG2、等に代表されるアーケードサークル会報誌。現在まで続くやりこみ系、攻略系VHSやDVD。ゲーム攻略同人誌や二次創作もの。近年盛んな、同人ハードウェアや、「飾り」系グッズ、アレンジゲームミュージックCD等。何でも買い取り致します。
勿論従来通り レトロパソコン雑誌(ベーマガ/LOGIN、ゲーメストなどなど)や基板、家庭用ハード、ソフト、PCハード、ソフト等も常に買い取り募集しております。

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佐々木