マイコン雑誌とゲーム会社


 
 今アーケード基板を遊ぶ方の情報源はインターネットから情報を
得るのが主流ですが、インベーダー全盛の頃はそのような環境は無く、ゲーム専門誌も
ありませんでした。ゲームセンター以外で情報を集めるのは非常に困難でした。

 ゲーム会社側も情報発信に苦労しており、当時ではテレビか雑誌・新聞しか
選択肢が無かった為、なるべく目に留まる媒体を選んで出稿していたようです。

 弊社BEEPではゲーム以外にもパソコンや関連書籍等他のアイテムも扱っており、
当時苦労していた部分をパソコン雑誌の広告等で垣間見れます。



 写真は79年の「月刊 マイコン」誌(電波新聞社刊)です。
スペースインベーダー」発売の翌年ですが、当時のニチブツは出すゲームが
そこそこ当たって上昇基調の為イケイケ感溢れる広告を打っており、元気の良さが
伺えます。スタッフKはこの写真で「日物レジャーシステム」なる会社があった事を
今更発見しました。



 また別の「マイコン」誌では、IREMの社名に変更になった広告が見られます。
ゲームと無縁なイメージでの広告の為、当時見ていたらゲーム会社と判らなかった
自信があります。

 その後、「パックマン」や「ゼビウス」等、ナムコ系ゲームがゲームセンターでヒット
する事により「マイコン」の兄弟誌である「マイコンBASICマガジン」や、他社では「ログイン」等
継続的に取り上げる雑誌も増え、専門誌である「AMライフ」や「ゲーメスト」に繋がり
現在に続きます。

 BEEPでは歴史に埋もれかねないアーケードゲームが載った資料をお譲り戴けるのを
お待ちしております。お問い合わせは買取のBEEPまでお願い致します。
 



スタッフ:K