アーケード基板が3万枚以上、歴史的名機からデコカセまで。高井商会さんに訪問。

後ほどコンテンツに編集してアップしたいと思いますが、
長野県は上伊那郡辰野町の「高井商会」さんへ訪問して参りました。


これはまだ未整理の在庫基板。何と30,000枚以上。



アーケード基板、日本の業務用アミューズメント業界好きな方なら
ご存知の方も多いと思いますが、年々少なくなっていく貴重な
業務用基板ですが、何とコレクションではなく、単純に後世の為、保存また
その基板をみんなに遊んでもらいたい。という事で対業務向けで「レンタル業務」を行っている会社さんです。

あのデータイースト社の元社長の福田社長から高井商会さんなら任せられる
と、貴重なデコカセットを贈られたり、世界初のビデオゲーム機「コンピューター・
スペース」(1971年 まだCPU4004の発明すらない時期)も全色在庫するなどの充実ぶり。
さらに、業務で必要な各種整備、メンテナンス、修理技術や、貴重な純正
インストなどの管理も万全の体制に行われています。

我々アーケードゲームファンにとってはまさに共通の財産、国宝級の会社
ですが、近年アーケードゲームの衰退に伴い、貴重な「オリジナルゲーム」たちは
姿を消していったり、閉ざされた一部のマニアの間のみで流通されている
状況が強いという中、最近の「パックマン30周年展」(高井社長も公演・資料
提供で参加)など 往年の名作の再評価や見直しもあります。

今後のこういったゲームという文化の保存活動についても我々は
関心を持って接し、何か出来ることがあれば応援、協力していきたいと
思った日でした。 詳しいレポートは後日サイトにて。