駄菓子屋メダルゲームのお話


 スタッフKが小学生になる頃から遊んでいたので
今回は子供向けメダルゲームを中心に書いて行きます。

スペースインベーダー」が流行る二年前の1976年頃、
地元のショッピングセンター店頭で遊んだのが自分とゲーム
との馴れ初めでした。今ではタイトルを忘れてしまった
のですが、トラックで8の字のルーレットを回り全国を
進むゲームだったのですが・・・



 同じ年の76年にレジャック(現在のコナミ)より
「ピカデリーサーカス」が発売された事で子供向け
ゲームコーナーにメダルブームが起こりました。
「国盗り合戦」や「機動戦士ガンダム」等当時の
駄菓子屋では子供達が群がり、子供ながらの
攻略等を口コミで教え合っていました。
 例えば「ピカデリーサーカス」では光っている反対側
付近のマス目が当たりやすいとか、「30」が出たあとは
「4」が出やすいとか、今検証すれば間違いだらけだと
思う事をお互いにああでもないこうでもないと考えあい
そう言った何気ない会話から友達を作ったりした良い時代でした。

 それから暫くはパッとした機械が出なかったのか
あまり自分の記憶に残るタイトルがありませんでしたが、
1985年前後にUPLより「ぱっくんらんど」や「忍者くん」が
発売され、それに触発されるようにカプコンより「1942」や
魔界村」等の金色に光るプレミアメダルが出る機械を
発売、太陽自動機からは「ミサイルフィーバー」等の小さい
メダル機が発売され「駄菓子屋メダルゲームブーム」が
再び起こりました。

 その後90年代に入りますと、サンワイズより有名な
「ジャンケンマン」シリーズが発売されました。
 元祖のコナミからは「ひょうきんペン太」や
「ダムダムボーイ」等TV画面を使用したゲーム性溢れる機械
が発売され、この辺りの機械を遊ばれた方も多いと思います。
現在でも数社がこのようなメダルゲームを販売しております。


 ビデオゲームと同じ位歴史も古く、小さいお友達の
社交場である駄菓子屋の主人公でしたが、少子化の影響で
設置されているお店そのものが無くなってしまいましたが、
置いてある所があるようでしたら童心に帰って遊んでみて
下さい忘れてしまった何かが思い出せるかも知れません。、


スタッフ:K