忍者くん等メダルゲーム機をお譲り戴きました


 和歌山県でホテルや駄菓子屋の店頭等で営業を行なっていた元業者の方よりメダルゲーム機「忍者くん」や「ぱっくんらんど」やエアロシティ筐体、テーブル筐体で使用するパネル多数を出張買取にてお譲り戴きました。

 BEEPがある埼玉から和歌山まではグーグルマップを用いて8時間弱と表示され、4tトラックをチャーターして向かったのですが、「大きいトラックの為速度が出ない」と言う大きな誤算が発生。途中食事休憩も含めて進行したので現地に到着したのは約10時間後で、深夜にチェックインとなりました。

 一夜明け、お伺いした倉庫は柑橘畑の中にありさすが和歌山と感心し早速運び出し作業開始。倉庫の二階から降ろすのに手でチェーンを回すタイプのクレーンを使う等あまり体験したことが無い運搬方法で約5時間程悪戦苦闘する事で倉庫内の筐体全部をトラックに全部積み込みました。



 その際倉庫より出てきて目を引いたのは先に挙げました「忍者くん」と「ぱっくんらんど」のメダル筐体。当時UPLが販売した子供向けゲーム機で、スタッフKが中学〜高校生の頃に見掛けて遊んだ記憶があります。基本的にはコナミから出ていた「ピカデリーサーカス」のオマージュなのですが、「忍者くん」と言うUPLを代表するキャラクターを使用しており、対象年令が少し高かったのかと推測されます。

 元業者様に当時の営業形態のお話をお伺いした所、ホテルに一度設置すると中身を変えなくても客が勝手に回転して変わって行くので営業が非常に楽だったとの事で、現在もレトロゲームがホテル等に残されている理由の一端を教えて戴いた気がしました。しかし現在ではホテル内のゲームコーナーや駄菓子屋も壊滅状態でこのような子供向けメダル機が置いてあるお店も見掛けなくなり寂しい思いです。


 ビデオゲームは基板さえのこしていればある程度は遊べますが、メダルゲーム機を始めとするマスゲーム機は筐体を含めてのゲームの為、壊れたら廃棄されてしまい残された台数も少なくなっております。


 BEEPではゲーム筐体の買取も積極的に行なっており、数が纏まるのであれば4tトラックと言わず10tトラックをチャーターしてでも出張買取に伺います。まずは一度BEEPの買取にご相談下さい、お力になります。
 

スタッフ:K