ギャラクシアンのお話


 「スペースインベーダータイトー)」が発売された翌年の
1979年にナムコより発売された「ギャラクシアンナムコ)」は
ゲーム業界やプレイヤーに衝撃をもたらしました。
 「綺麗なカラー画面だ」、「背景に星が流れている」、「敵が自機に向け突っ込んで来る」等
まだインベーダーブームの流行中でしたが、一部の飽きてきてこのゲームに手を染めたプレイヤーより
口コミで流行ってきました。

 インベーダーを十分に研究し、後年商業誌でも特集されましたが、ナムコも満を持して販売しただけに当時では珍しく、おそらくビデオゲーム初の「攻略法本」まで作成、配布したようですが現在ではほとんど残っていません。

 やはりヒット作には皆飛びつくもので、プレイヤーだけでは無く業者も飛びつきコピーも相当数発売されてしまい粗悪なコピーからセガ製やインベーダー本家のタイトー製まで各種作られ、当時は「売れれば何でもあり」と言う風潮を受けていたようです。
 自分はコピー基板のインストラクションカードを集めていますが、ギャラクシアンについては確認取れているだけでも30種類以上あり、当時の人気が判断できます。


 ギャラクシアンの基板はそれだけの基板が出回ったのですが、高速アクセスするRAMが比較的壊れやすく、製造中止になって久しい部品があり、部品取りとして潰されたりと動作する現存基板も少なくなってきております。インベーダー基板も修理するにも部品が無く一苦労ですがインスト等紙類は保管さえしっかりしていればある程度長期間保管出来るので保管が難しい人はインスト収集するのも一考かと思います。


スタッフ:K