基板販売リスト更新中です(阿修羅ノ章・ワンダー3他)

こんにちは、スタッフ:K(サブボードのみ)です。

先日リストを更新させて頂きましたが、お陰様でまた焼け野原に近い状況となっているので今月もう一度リスト更新を行わせて頂く予定です。本日はリストに入れる基板を動作チェックしていましたのでその一部をブログにてご紹介させて頂きます。

忍者くん阿修羅ノ章


根強いファンの多いUPLのタイトルの中でも一二を争う人気タイトルではないでしょうか。コピー基板も多く出ていますが純正基板です。またバージョンですが「水中でのOPデモは直ぐ死ぬ、4面でコウモリが出てこない」までは確認できています。阿修羅ノ章は非常に満足度の高い基板ですので、まだお持ちでない方は早めに買われたほうがいいかと思います。(コミカルなキャラ、メカノアソシエイツのBGMなど共通点の多いアトミックロボキッドはすっかり見なくなりましたね・・・)

ワンダー3



当初は音が出なかったのですが下ボードのコンデンサを交換した所バッチリ音が出るようになりました。アクションのルースターズやシューティングのチャリオットに評価が行きがちですがパズルのドンプルが非常に面白いです。軽快でサクサク進むだけでなく、ベースとなっているペンゴを正当に進化させたゲーム性は思わず夢中になってしまいます。ファンタジックなグラフィックから生まれる世界観に対しクッピーラムネの様なキャラが受け付けられませんでしたがじっくり遊ぶ価値のあるタイトルだと思います。

今月2回目の更新とはいえど、他には鋳薔薇など人気のある基板をリストへ追加出来るようスタッフ一同頑張っている最中ですのでご期待下さい。

リッジレーサをご紹介致します


 1988年に「ウイニングランナムコ)」を発売してゲーマーの度肝を抜いたナムコが五年後の1993年に更なる衝撃を引っさげて登場した「リッジレーサーナムコ)」を今回ご紹介致します。

 レースゲームを猿のようにプレイしていたリアル志向のスタッフKはそれまでに「スピードレース(タイトー)」を皮切りに「モナコGPセガ)」や「ターボ(セガ)」、「レーザーグランプリ(タイトー)」、「スーパーモナコGPセガ)」等数多くのレースゲームに手を出してはハマって行き、「ウイニングラン」で最高のゲームが見つかったとお小遣いを湯水のように使っていたのですが、「ウイニングラン鈴鹿GP」にコンバージョンされると「何かが違う」と思いレースゲームより暫く離れていました。
 

 その後仕事だ何だでゲームセンターより疎遠になっていましたが、ショーにて「リッジレーサー」が発表されてから発売が楽しみとなり、早速導入のお店にて遊んでみました。第一印象は「あまり曲がらない」と壁にぶつかりまくりで早々にゲームオーバーとなり、何じゃこりゃ?と思いましたが、ドリフトを行うのがこのゲームの肝だと判るといかにタイミングを合わせドリフトを行う事に夢中になり、画面の綺麗さもあり久しぶりにレースゲームにハマってしまいました。

 その約1年後、プレイステーションが発売されると同時に本体を購入し(当時セガサターンも発売日に購入)、当然の如く「リッジレーサー」を購入、夢中になって遊んでおりました。当時は付属パッドで遊ぶよりは別売りの「ネジコン」を使用する事により特異な操作系でありながら、更にスムーズな操作が出来、自分の中でコンマ数秒の世界を争っておりました。

 「リッジレーサー」は一画面のゲームだけでは無く、三画面に操作系にクラッチが付いた筐体や実際の車両「ユーノス ロードスター」を使用した「リッジレーサー フルスケール」も発売され、川崎のナムコ直営店でそのフルスケール筐体で遊んでみましたが、自分の座高が高い為、目線の真ん中にフロントガラスの上部の枠があり、プレイする際非常に邪魔だったのを思い出しました。


スタッフ:K

スペースエースLD入荷しました

 久しぶりに珍しいアイテムのご紹介です。今回はタイトルにもあります「スペースエース」のLD盤面を含む一式を関東の業者様よりお譲り戴きました。

 「スペースエース」と言いますとスーパーファミコン版のゲームを思い浮かべる方も多いかと思いますが、こちらが元祖の作品で、1984年にアメリカのシネマトロニクスより発売され、日本では「Mr.Do!」シリーズでおなじみのユニバーサル(現在ではパチスロで有名なユニバーサルエンターテイメント)より「ドラゴンズレア」の後釜として販売されました。


 ゲーム内容は検索して戴ければ動画等が確認出来ますので割愛しますが、「ドラゴンズレア」と同じスタッフが作った作品であり、アニメーションは元デ○ズニーアニメを作ったスタッフが参加した事により動きがより滑らかとなり、宇宙をまたにかけ活躍する冒険活劇を当時の技術としては上手くゲームで表現しておりました。

 音楽もノリの良いステレオのBGMが流れていましたが当時の喧騒なゲームセンターの中ではあまり聞こえなく、LDからテープに垂れ流しの音楽を録音して聴いていた事を思い出します。


 今回入荷したアイテムはLD盤面以外にも取説、看板(マーキー)、筐体に貼り付ける大判のシール、ROMキット等ドラゴンズレア等を所有していれば交換できる一式が入っており、30年前のアイテムとは思えない位揃ったアイテムでした。

 スペースエースはLD作品の中では比較的初期の作品であった為他の作品に与えた影響は大きく、特に「タイムギャル」を見ると既視感がするのは私の気のせいでしょうか。
  
 

スタッフ:K

Mr.五右衛門などレトロ基板5枚をお譲り頂きました

こんにちは、スタッフ:K(ROM一部C)です。
本日は嬉しい基板の入荷がありましたので久々にブログを書かせて頂きます。

まずはMr.五右衛門です。

がんばれゴエモンシリーズの元となったタイトルです。段組がされている横スクロールアクションでアクション要素の高いソンソンという表現が近いかと思います。和風を感じる秀逸なBGM(2面の曲はその後のシリーズでも使われているゴエモンのテーマです)や浮世絵や歌舞伎の世界をデフォルメした生き生きとしたキャラ、軽快でテンポの良いゲーム性と文句なしの名作だと思います。道中でゴエモンがミスをすると、敵キャラが喜ぶアニメーションをする所にコナミらしいセンスが光ります。

続いてはローリングサンダー(New)です。

タイマーは180秒ありますので2面のマシンガン稼ぎもその分稼げます。参考の為記述しますと、まず2面冒頭にある部屋でマシンガンを取ります。その後右へ進み倉庫まで画面が変わったら、部屋で取ったマシンガンが復活しますのでまたそれを取得します。これを時間の限り繰り返す事でミスがなければこの先のステージでもマシンガンがかなり使えます。ただミスをすると無くなるので、体当たりで即死の可能性がある3面のブローガー相手には注意しましょう。後半面のハシゴを降りる箇所は降りる瞬間に逆方向にレバーを入れるとすり抜けられるのでそれで一気に降りましょう。

そしてファンタジーゾーン(OLD)も買い取りさせて頂きました。

ゲーム良し、グラフィック良し、サウンド良しと幅広いプレイヤーに愛されている名作シューティングです。買い物をしてサクっとクリアしたり、最低限のみを買って高次周に備えるなど一度クリアしてもやる事は色々ありますので是非基板で持っておきたいタイトルですね。別のスタッフ:Kはサターン版(これは本当に出来が良かったです)でかなり遊びこんでいたので5周していました。

今回お譲り頂いたファンタジーゾーンはボードも純正でした。


他にもバラデュークパックランドとオールドナムコの名作もお譲り頂きましたので次回リスト更新の際には皆様にお届け出来るかと思います。

アーケード基板は引き続き買い取り募集中です。1枚から、お見積り(相見積もりもOKです)だけでも大歓迎ですのでご整理の際には是非弊店にご相談下さい。

エドワードランディ、アンダーカバーコップス他出張買取致しました

先日日曜日になりますが神奈川県横浜市にお住まいのお客様からコントロールボックス(パナカスタム)とアーケード基板約15枚の出張買取にてお譲り頂きました。付属品の純正率も高く、今となっては珍しいタイトルも多かった為かなり高額での買取となりました。本日はその中から4枚の基板を紹介します。


エドワード・ランディ
冒険百連発のキャッチが有名なデータイーストのアクションで映画の様な演出の数々がマニアの間で評価が高く高値で取引されている基板の一つです。独特のライフ制と何だかんだで大味なバランスでゲームセンターではあまりヒットしなかったタイトルですのでこれを機に自宅でゆっくりというのもいいかもしれませんね。


アンダーカバーコップス
アイレムのドット絵技術の極地とも言える綺麗なグラフィックが特徴の名作ベルトスクロールアクションです。付属品は純正でコンパネシールもありました。


ナイトスラッシャーズ
デコ唯一のベルト物でかなり出来の良いタイトルです。この頃はサンダーゾーンなどゲーム性と演出が良い方向に作用したタイトルが多いですね。


サイドアーム
音楽・グラフィック・ゲームバランスが整っている上にお手頃価格なのでオススメの基板です。合体Powの位置とラスボスのバハムートセンチピードの弾が頭とお尻からでるという事を覚えれば比較的簡単なシューティングゲームになります。コンディションは厳しいですが帯も純正でした。

バトルガレッガ、モンスターランド等出張買取致しました

こんにちは、スタッフ:K(ROMC)です。
先日になりますが千葉県浦安市までモニタの映らなくなったNEWアストロシティとゲーム基板4枚の出張買取させて頂きました。
モニタこそ映りませんでしたが程度は良く、前オーナー様が大切に使われていた事が伝わってきます。何とか動作品にして
次の方へお渡し出来ればと考えております。
そして基板はバトルガレッガワンダーボーイモンスターランド、スパルタンXと飛翔鮫と数こそ少ないですが充実しているタイトルです。

バトルガレッガは付属品こそありませんでしたが、動作は問題ありませんでしたので近々販売予定です。




ワンダーボーイモンスターランドは純正のインストが1枚(ライセンスシールなし)が付属致しました。動作自体は問題ありませんでしたが1面の死神を倒した後のヘビが赤くなっていたので、通称赤蛇版です。その先までは動作確認をしていませんが南の島ポロロでは笛が鳴らずドラゴン城では砂時計が元に戻ると思います。こちらも近々販売予定ですので気になる方はチェックをお願い致します。

引き続きBEEPでは筐体や基板の出張買取を承っております。関東圏内でしたら筐体と基板数枚など少量でもお伺い出来る事が多いので、まずはご相談下さい。

インストラクションカードのお話 その一


 基板を購入される際にインストラクションカード(以下インスト)が付属されますが、メーカー純正である事しか見ていませんか?今回会社内でインストを整理していた際気が付いた事を書き留めてみます。今回はセガの基板を例に挙げて記述してみます。




 ここに一枚の何の変哲も無い「ワンダーボーイセガ)」のインストがあります。純正インストなのでオリジナルシールがキラキラと輝いていますね。昔は比較的見かけた基板ですが最近ではあまり見掛けなくなりました。









 もう一枚の「ワンダーボーイ」のインスト写真です。こちらも純正インストの為キラキラとシールが輝いております。違いが分かりますでしょうか?タイトル上部の青い部分の幅と言うのは敢えて無視します(笑) 何となくシールの大きさが違うって?鋭いですね。





 実際に二つのインストを並べて比較してみますと何とインストの大きさが全然違う大きさでびっくりです。これは何故かと言いますと、「ゲームの販売形態による違い」となります。判りやすく言うと「筐体販売(完成品)」されたか「基板販売(部品)」されたかの違いでこのように区別されています。初期のナムコセガタイトーは基板だけでなく筐体を販売しており、古いプレイヤーであれば「エアロシティ」や「コンソレット」等の筐体名を聞いた事があるのではないのでしょうか。


 その際に区別をする為にインストの種類を変えたり(ナムコタイトー)、インストの大きさを変えたり(セガ)して販売した名残であります。その為セガの場合の完成品は「オリジナル証」、部品販売は「製造許諾証」となりシールでも区別されています。


 このように基板だけにバージョンが変わるだけで無く、インストにもバージョンがあったりと、よくよく調べて見ると奥が深い事が判ります。今回はセガの基板を例に取りご案内致しましたが、好評なようであれば次の機会にも取り上げてみたいと思います。

  
 

スタッフ:K